【micro:bit v2】 デジタル温度湿度センサー (DHT11) ②

LESSON 42

   デジタル温度湿度センサーを活用した日常生活の実践例

 快適な生活環境を得るためには、適切な温熱環境が必要になります。この温熱環境には6要素があり、その要素を大別すると   

・温度
  温度が低いと寒いと感じる
・湿度 
  湿度が低いと寒いと感じる
・気流
  風が当たると熱が奪われる
・輻射(放射)
  表面温度が低いと寒いと感じる
・活動量(代謝量)
  運動量が多いと暖かくなる
・着衣量
  薄着だと寒いと感じる

 があります。この6要素が適切な状態であれば、つまり長袖のシャツを着て快適に過ごせる状態が保たれる環境を言います。特に温度と湿度関係は不快指数で表す事ができます。
 不快指数 Dの計算式は
    D=0.81T+0.01H×(0.99T−14.3)+46.3
     T 乾球気温 ℃
     H 湿度   %
   
です。今回はマイクロビットで不快指数を表示する。
   

  
      

        

構成部品

micro:bit
USBケーブル​
デジタル温度湿度センサー
ジャンパー線

配線図  
  
       
P0  ⇒   OUT 
  3V  ⇒ 
  GND ⇒   
  

  

DHT11不快指数プログラム

DHT11を用いた不快指数を表示するプログラムです。 

       
結果
  不快指数 D の値によってLEDの表示が変化します。
  シリアル通信のです。

  

   
まとめ
 

○ 快適な生活環境を得るためには、適切な温熱環境が必要になりますが、まずは、温度と湿度の関係より不快指数で快適な状態を知る事で、快適な環境に近づきます。   
        
〇 micro:bit を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。  

     

 

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