【micro:bit v2】 ホール磁気センサー

LESSON 44

   micro:bit で ホール磁気センサを活用する

 ホール磁気センサーは磁場の存在を検出するセンサーです。ホール効果とは、導線中を流れる電流に対して、垂直に磁場をかけると、電流と磁場の両方に垂直な方向に起電力が生まれこの現象を ホール効果 といいます。詳しい話は高校生の物理で学んで下さい。
 マグネットが近づくとセンサーが反応して電気信号を発生させます。この特性を活用して、磁気の変化を検知し、さまざまなプログラミング操作が可能になります。

        

構成部品

micro:bit
USBケーブル​
ホール磁気センサ
ジャンパー線

配線図  
  
       
P0  ⇒   S
  3V  ⇒ V
  GND ⇒ G  
  

  

ホール磁気センサプログラム

ホール磁気センサを用いた磁気を感知するプログラムです。
結果
  ホール磁気センサに磁石を近づけるとセンサが磁気を感知しLEDが点灯します。
   磁石が近づくと 値 LOW
   磁石が離れると 値 HIGH
  
    

  
        

   
まとめ
 

○ 個々のセンサの特性もありますが、アナログデータでも分るとおりデジタルでは閾値に届かないためアナログではできませんでした。
 
○ 磁石を用いた方位磁石の作成や、ドアの開閉の監視など、多岐にわたるアプリケーションでの利用が期待されています。センサーは接続や制御が容易であり、初心者でも簡単に扱うことができるため、教育用ツールとしても非常に有効だと思います。
         
〇 micro:bit を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。  

     

 

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