と言うことは、
・問題解決型の思考力
全 長 18m
本体重量 約25トン
関節自由度 全24自由度(ハンドのぞく)
アクチェータはすべて電動、「モータ+減速機」「電動シリンダ」を併用
可動フレーム 鋼鉄製
外装 カーボン樹脂
動作指示 遠隔操作(人間は非搭乗)
安全対策 腰を後ろから支持台車で支持(転倒防止対策)
多くの企業や人材の英知が集まって完成した動くガンダムがあります。重量25トンのガンダムを動かすための「モータ+減速機」部は大変苦労されたと聞いた事があります。いつの日か自立型の走るガンダムが、近い将来見られる日が来るのを期待しています。
ロボットは
「センサ、知能・制御系、駆動系の3つの要素技術を有する、知能化した機械システム」
と定義し、
役割は、
この分類だとガンダムは「危険環境下での作業代行」に当たるのでしょうか。
冗談はさておき
ロボットは、センサが感知し、その情報が知能・制御系に入り駆動系が目的あった動作を行う。
ロボット作成では、様々な能力を育むことができます。しかし、数回では身に付くわけではありません。コツコツとロボット技術を身に付けていく過程で子供の成長が見られるのではないでしょうか。
例えば、ぶつからない車を作成する課題が出たら
① この課題(問題)をどのように対応し解決方法を考える。
② 材料やセンサー・モータを適切に選ぶ。
③ 整理された組み立て手順で組み立てる。
④ 動作確認後、うまく動かなければ動作を観察し試行錯誤し対応する。
⑤ 完成
もしも、グループで取り組みなら、
・ 話し合いを持ちながら、一緒に計画を立てたり、センサ等を皆で選択する
・ 必要があれば、リーダーになって皆を纏める。
・ 自分(たち)の主張・意見等をするために論理的なプレゼンテーションをする。
全て身に付くとは言いませんが、ロボット(自動制御)を学ぶ上で、子供の成長は見られと思います。
あの当時、もう少し調べていればいい題材が見つかったかもしれません。そうしたら我が家の野球小僧は理数嫌いは少し治まったかもしれませんね。
さて、ロボット技術を学ぶならどの様にすればいいのでしょうか。
JISでは
制御 | ある目的に適合するように,制御対象に所要の操作を加えること。 |
手動制御 | 直接又は間接に人が操作量を決定する制御 |
自動制御 | 制御系を構成して自動的に行われる制御 |
ロボット | 二つ以上の軸についてプログラムによって動作し,ある程度の自律性をもち,環境内で動作して所期の作業を実行する運動機構 |
と定義されています。
ロボット イコール 鉄腕アトム や 機動警察パトレイバー ではなく 広義的に考えて、ロボットは自動制御で動く物と考えればいいと思います。
制御の詳しい話は別の回として、
制御技術を学びながら、最終的にロボットの完成を目指しましょう。
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- センサ、知能・制御系、駆動系、筐体がパッケージ化されている。
- 多少のカスタマイズは可能なタイプもある。
Mini Dragon ソーラー パワー 太陽光発電 工作キット
ELEKIT MR-9107 etc
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- センサ、知能・制御系、駆動系とブロックを自由に組み合わせる事によりロボットを組み立てることが可能
LEGO Mindstorms
Artec ArTecブロック etc
- センサ、知能・制御系、駆動系とブロックを自由に組み合わせる事によりロボットを組み立てることが可能
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- カスタマイズ自由
Arduino Uno
Raspberry Pi etc
- カスタマイズ自由
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パッケージ | ブロック | マイコンボード | |
カスタマイズ度 | 小 | 中 | 大 |
難易度 | 小 | 中 | 大 |
対象年齢 | 小学低学年~ | 小学中学年~ | 小学高学年~ |
価格 | 低 | 高 | 中 |
「鉄は熱いうちに打て」と言う諺もありますし、これを機に親子で始めてみませんか。