【Arduino】 内蔵LEDの点灯

LESSON 001

  Arduino で内蔵LEDを点灯させる

  
 内臓のLEDを点灯させるLESSONですが、チップLEDを点灯させます。実験で使われているのは、一般的に砲弾型LEDです。
 ピン番号の13のチップLEDを使用します。13ピンは外部にも入出力可能です。

赤枠 チップLED
青枠 砲弾型LED
    構成部品
      マイコンボード  Arduino
      USBケーブル
     
    配線図
       
    ※ 今回の配線は内臓のLEDのため、これだけです。
    スケッチ《 test001 》
    const int LED_PIN = 13 ;
    
    void setup() {
      pinMode( LED_PIN, OUTPUT );
    }
    
    void loop() {
      digitalWrite( LED_PIN, 1 );
    }

    〇 スケッチ の 解説

    • 入出力ピン の設定方法は3種類あります。

       ※ 変数名 LED_PIN とします。

      ・ ディジタル入出力ピン
              GPIOピンのまとまりを  GPIOポート  といいます。
                       GPIO : General Purpose Input/Output   汎用入出力
      ・ 番号のある部分がピン番号になります。

      ① 変数は使わない
        入出力ピンのピン番号で指示します。

      ② 変数を使う
        const は定数として扱える変数
        Int 整数 -32768~32767 (16bit)
        型情報を持ちます。
         const  int = ピン番号 ;
         または、
         int = ピン番号 ;
         
      ③ 変数を使う
            defineは、型情報を持たない
              define 変数名 ピン番号
       

    • void setup()   内
        pinMode( ピン, 入出力設定 ); 
        ピンの 入出力用の設定を指定します。 

      INPUT 入力(プルアップ抵抗なし)
      INPUT_PULLUP 入力(プルアップ抵抗あり)
      OUTPUT 出力

          

    • void loop() 内
        digitalWrite( ピン, 出力状態 );
        ピンの出力状態

      HIGH 1 5V(3.3Vのボードでは3.3V)
      LOW 0 0V (GND)

        ※ HIGH / LOW は大文字 

    実行

    スケッチを実行します。
    白丸の→ の部分をクリックして下さい。
      

    ○ 成功すると LEDが点灯します。

    HIGH LOW
    まとめ

    〇 ピンの指示方法はいろいろありますが、変数を使う方がピンの変更が簡単に出来ます。
    ○ Arduino を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。

    目次