【Arduino】 赤外線障害物回避センサモジュール

LESSON 028

赤外線障害物回避センサモジュール  で物体を感知

 

○ 光が当たると起電力が発生するフォトダイオード用いた赤外線障害物回避センサモジュールを説明します。

 
○ 赤外線(IR = Infrared)センサーには「熱型」と「量子型」の動作原理の2種類に分けられます。

        • 熱型は、赤外線を熱に変換し、抵抗変化や熱起電力などを利用したセンサー
           熱起電効果  
           焦電効果
           熱電対効果
           ポロメータ型 
            
        • 量子型は、光導電効果や、光起電力効果を利用したセンサー 
           光起電力効果   フォトダイオード
                    フォトトランジスタ
                    フォトIC
                    太陽電池
           光伝導効果
           光電子放出効果
            
○ IRエミッタダイオードから赤外線を送信し、障害物に反射した赤外線がIRレシーバダイオードで受信します。

        • センサーの検出距離は固定
            指定した検出距離になれば、障害物が検出されます。
           モジュール検出距離2〜30cm、検出角度35 °
              抵抗器(ポテンショメータ)による検出距離を調整
             ポテンショメータを時計回り   検出距離 短い
             ポテンショメータを反時計回り  検出距離 長い
            
        • このセンサーは単独でも機能します。
           指定した検出距離以下になれば、オブジェクトLEDが点灯します。

目 次

    • 構成部品
    • 配線図
    • スケッチ
    • 解説
    • 結果
    • まとめ
       
構成部品

Arduino​
USBケーブル​
ブレッドボード​
赤外線障害物回避センサモジュール
ジャンパー線 

      
配線図  
  GPIO 2     ⇒ OUT  
  GND     ⇒  GND
  5V         ⇒ VCC
   
    
         
スケッチ《 test023》   
   
const int OUT_data = 2;
int out_D;
void setup() {
  pinMode(OUT_data, INPUT);
  Serial.begin(9600);  
}
void loop() {
  out_D =digitalRead(OUT_data);
  Serial.println(out_D);
  delay(200);
}

  
解説
  • void loop())

    • 変数 =digitalRead(PIN);
       
      指定したArduinoのデジタルピン(PIN)にデータを変数に代入する。
       

      0  感知 有
      1  感知 無

     

まとめ

○ 赤外線障害物回避センサモジュールは指定した距離になったら反応します。用途としては自動泡ハンオードソープ等で手を近づけたらセンサーが反応してソープが出る仕掛け等で使われています。
      
○ Arduino を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。

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