LESSON 030
赤外線反射センサ(TCRT5000) でライントレースをする
○ 光が当たると起電力が発生するフォトトランジスタ用いた赤外線反射センサを説明します。
○ 赤外線(IR = Infrared)センサーには「熱型」と「量子型」の動作原理の2種類に分けられます。TCRT5000赤外線反射センサー
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- 熱型は、赤外線を熱に変換し、抵抗変化や熱起電力などを利用したセンサー
熱起電効果
焦電効果
熱電対効果
ポロメータ型
- 量子型は、光導電効果や、光起電力効果を利用したセンサー
光起電力効果 フォトダイオード
フォトトランジスタ
フォトIC
太陽電池
光伝導効果
光電子放出効果
- フォトダイオード と フォトトランジスタ との比較
フォトトランジスタとはフォトダイオードとトランジスタを一体化した物を言います。
フォトトランジスタは応答速度、直線性、温度変化に対してのは優れていますが、フォトトランジスタは光によって発生する電流が大きいという特徴があります。
- 熱型は、赤外線を熱に変換し、抵抗変化や熱起電力などを利用したセンサー
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○ IRエミッタダイオードから検出距離:0.2〜12mm赤外線を床面に照射し、反射されてた赤外線をがフォトトランジスタが受信します。
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赤外線の異なる反射率の数値によってライントレイサーに活用出来ます。
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目 次
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- 構成部品
- 配線図
- スケッチ
- 結果
- まとめ
構成部品
Arduino
USBケーブル
ブレッドボード
赤外線障害物回避センサモジュール
抵抗 220Ω
抵抗 10kΩ
ジャンパー線
配線図
5V ⇒ 220Ω ⇒ ①
5V ⇒ 10kΩ ⇒ ②
A0 ⇒ 10kΩ と ② の間
GND ⇒ ③ ④
5V ⇒ 220Ω ⇒ ①
5V ⇒ 10kΩ ⇒ ②
A0 ⇒ 10kΩ と ② の間
GND ⇒ ③ ④
スケッチ《 test025》
const int OUT_data=0;
float OUT_D;
void setup()
{
Serial.begin(9600);
}
void loop()
{
OUT_D=analogRead(OUT_data);
Serial.println(OUT_D);
delay(500);
}
リンク
結果
白と黒の部分ではデータが異なります。
まとめ
○ 赤外線反射センサはライントレイサー等で使用されています。ライントレイサーは私が工場勤務をしていた1985年頃には実用化されていました。
○ Arduino を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。