【micro:bit v2】 静電容量式タッチセンサー②

LESSON 51

   micro:bit 静電容量式タッチセンサーを制御する

 タッチセンサモジュール TTP223 の使い方をもう少し詳しく説明します。
 原理は静電容量式タッチセンサーで説明しましたが、keyestudio製よりも汎用性のあるタッチセンサー(タッチスイッチ)の使い方を説明します。 

  

      
                       
 タッチセンサーの感度は
  少し離れた位置でも金属にもタッチセンサーは反応します。
  LEDが点灯するとセンサーが反応した事になります。
  keyestudio製も同じ反応でした。
  アクリル板や厚紙、段ボール等をタッチパネルの上に乗せても反応します。
     

   

  
  

  
      

        

構成部品

micro:bit
USBケーブル​
タッチセンサー
ジャンパー線
   

配線図  
  
       
P0  ⇒   I/O 
  3V  ⇒ VCC
  GND ⇒ GND 
  
 
    

タッチセンサープログラム

タッチセンサーを押すと関知するプログラムです。
     
結果
  タッチセンサーを押すと電気が流れます。
   OFF  LOW
   ON   HIGH
タッチセンサーを効果的に使うには
  A B C 部の使い方を説明します。
 回路図
    
 A部(図①②)AHLB(Active High/Low Bistable)
   短絡(short) 無  A接点
      センサーが反応した時   ON  
   短絡(short) 有  B接点      
      センサーが反応してない時 ON 
   
 B部(図③④)TOG(Toggle)
   短絡(short) 無  アンロック
      センサーが反応時だけ反応  
   短絡(short) 有  ロック      
      センサーが反応する事にON/OFFが切り替る
   
 C部(図⑤⑥⑦⑧)感度調整

  ⑤ 短絡(short) 無 
    センサー独自の感度
  ⑥ コンデンサ  有
    セラミックコンデンサ 0~50pF
    感度の調整はコンデンサの値で一番いい値を探して下さい 
  ⑦ 金属 有
    本体のタッチパネルではなく、
    C部から電線を伸ばし金属板等に繋げると
    離れた場所や変形した形や小さな場所でも反応できます。
  ⑧ コンデンサ  金属  有
    ⑥⑦を組み合わせる事で自由度があるスイッチが出来ます。

   

   
まとめ
 

○ タッチセンサーでON・OFF制御が出来ます。
 
○ このタッチセンサーを使うとセンサーをあらゆる場所に設置出来るためいろいろな場面で活用できます。初心者でも簡単に扱うことができるため、教育用ツールとしても非常に有効だと思います。

         
〇 micro:bit を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。  

     

 

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