【micro:bit v2】 ガスセンサー

LESSON 56

   micro:bit ガスセンサーでアルコールチェック?

 ガスセンサーMQ-2は、センサ検出部の素材にSnO2(酸化スズ)を使用したガスセンサです。

 センサ周囲の空気中に検出可能なガス(液化ガス、プロパン、水素)があると、センサの抵抗値(導電率:Conductivity)が低下するため抵抗値の変化を読み取ることで、空気中のガス濃度を電気的な信号に変換することができる。
  
  
 ガスセンサーにはLESSON 55・56で説明した以外にも下記の表なものがあります。
  

センサー名 測定するガス
MQ-2 プロパン,ブタン,LPG,煙
MQ-3 アルコール、エタノール、煙
MQ-4 水素ガス
MQ-5 天然ガス、LPG
MQ-6 LPG、ブタン
MQ-7 一酸化炭素
MQ-8 水素ガス
MQ-9 一酸化炭素、可燃性ガス
Mq135 大気質

    

 半導体式ガスセンサのしくみ

① 空気のないところではマイナスからプラスに電子が移動するため電気は流れます。
② 空気中では、酸化スズの表面に酸素原子が酸化スズ中の電子をとらえているため電気が流れにくい状態になります。
③ 還元性ガス中では、表面の酸素が還元ガスと反応して取り去られるため酸化スズ中の電子が自由になり、電気が流れやすくなる
     e  電子
      O  酸素原子
      R  還元性ガス(アルコールや一酸化炭素、煙など)  

 

   

      
  
      

        

構成部品

micro:bit
USBケーブル​
ガスセンサー
ジャンパー線
   

配線図  
  

ガスセンサー
       P0  ⇒   AO 
  3V  ⇒ V
  GND ⇒ G
  
 
     

ガスセンサープログラム

ガスを関知するプログラムです。
     
結果
  ガスセンサーの結果です。 ガス(ガスライター)を感知すると数値が上がります。
     
   

   
まとめ
 

○ ガスセンサーでホビーであるためガスは感知はできますが、あくまでも個人責任でお願いします。
         
〇 micro:bit を 学ぶ上で書籍やWebpageを参考に作っていますが、私なりに噛み砕いて書いているつもりですが、判らない点がありましたら連絡下さい。  

     

 

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